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「古典芸能を味わう」観世流能楽師橋本擴三郎 仕舞の鑑賞と能楽のおはなし
観世流能楽師 橋本擴三郎
プロフィール
日本能楽会会員・公益社団法人能楽協会所属
1949年3月故橋本仁一郎の三男として生まれる。
父橋本仁一郎の教えを受け、三歳で初舞台、十歳の時に、初シテ(主役)を務める。長兄雅夫・次兄礒道と聲壽会を結成し、演能活動。また、橋本聲吟社を主宰し、京都を代表する能楽師。
能シテ方の流派のひとつである観世流の原型は、南北朝時代に大和(現奈良県)で活動していた猿楽芸能の一座・結崎座。その結崎座に所属し、大夫(座を代表する役者)を勤めていた観阿弥清次(1333~1384)が観世流の初代です。観阿弥は、息子の世阿弥(1364~1444)とともに京都に進出し時の室町幕府三代将軍足利義満に認められ、その庇護のもと各地に勢力を伸ばします。
都の貴族文化を吸収した観世座の能は、観阿弥、世阿弥父子の手によって芸能としてより洗練され、深みを増しました。観阿弥の後を継ぎ、二世観世大夫となった世阿弥は、夢幻能という独創的なスタイルを確立。また、「風姿花伝」などの画期的な芸能論を著すなど、傑出した才能を発揮しました。能を深遠な人間論と哲学に貫かれた芸術に高めた世阿弥は、芸術史上の巨人として、今では日本のみならず世界からも注目され、仰ぎ見られる存在となっています。